アメリカ渡米前に是非知っておきたい常識、文化の差とは。。。
とにかく気軽に謝らないこと!
私がニューヨークに初めて来てから既に20年以上経過しています。最初に来た頃は無意識に、『I am sorry.... sorry』を連発していた気がします。今では、自分に非がない限りは謝りません。
日本人に多い間違いは、SorryとExcuse meの使い間違いです。
日本人が言いたいスミマセンは、
人混みでちょっとスミマセン、ぶつかったらスミマセンの場合は、
アメリカ人は簡単に謝りません。謝ること=自分の非、落度、責任を認めることだからです。
日本人で仕事中に電話をしながらぺこぺこ謝っている人を見かけます。アメリカ人にとっては奇妙な日本人の姿です。
はっきりいって、あきれて苦笑い馬鹿にされてしまいます。
謝って馬鹿にされるなんてどういうことでしょう?
仕事先や学校で『I am sorry』なんか使った日には、自分の落度を認めてしまうことになります。言ってしまったら自分の言った『I am sorry』の責任を取ることにつながります。気軽に、無駄にソーリーを使うのはやめましょう。
例えば、事故や怪我のケースで『I am sorry』なんて言ってしまったら大変です。自分の過失を認めてしまいます。
ビジネスでも同様です。自分のミスを認め信頼を失ってしまいます。
ソーリーの安売りはやめましょう!
時間に遅れてもアメリカ人は謝りません。逆に、『Thank you for your patient』となるのは、さすがアメリカ人と思います。
逆に覚えておきたいのは、アメリカ人が使う非を認めない『I am sorry』の使い方です。
例えば、
ここで使う『I am sorry』は、ごめんなさいの意ではなく、残念でしたね、お気の毒にの同情の意味です。
週末に病気だったとか、事故にあったとか、試験に合格しないといった場合には、
『I am sorry that.... 』『I am sorry to hear that...』『Oh, I am sorry...』
あなたがそういう状況でお気の毒に思いますといった意で使います。
他にも聞こえなかった場合、なんて言った? もう一度お願いします?
なんていう場面で、『I am sorry?...』と語尾があがり気味で使います。
日本人はとにかくとりあえず謝ればいいと思っているのか、
お国がらというか、謙虚な姿勢で、何かしてもらったときに言う『スミマセン』感謝感覚で『Sorry』を使いまくりですが、間違いです。
ここで言わないといけないのは、『Thank you』です。
日本人的には、有難うございます、スミマセン。お手数かけます、スミマセンの感謝の意なのですが。
アメリカ人的には、『Thank you』です。
アメリカ、ニューヨークでは謙虚なんていうものはありません。
自分の主張を出来るよう、控えめな態度は忘れましょう。謙虚な姿勢は、自信のない、自分の非を認めた信頼のない弱い人間だと誤解を招くもとです。
謝るときは、本当に自分に非があるときのみ、『I am sorry』の重要度を認識してから責任を持って『I am sorry』を使いましょう。
国も違うと文化、慣習もかなり異なります。
Thank you, Excuse me(us 複数人の場合), pardon me(us)を正しく使えるようになりましょう。
アメリカ、ニューヨーク、日本でもあなたが1日に何回謝っているか気に留めてみて下さい。
謝りすぎていると思いますよ!
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